【職人インタビュー②】一本の糸が形になるまで。私たちがストールに込める想い

【職人インタビュー②】一本の糸が形になるまで。私たちがストールに込める想い

 

 

毎日何気なく手に取るストール。その一枚が、どんな場所で、どんな人の手によって作られているかをご存知でしょうか?

今回は、mutoのストール作りを支える職人さんに、普段はなかなか聞けない「ものづくりの裏側」をインタビューしました。

 

 準備は「本番」と同じくらい大切

そう語るのは入社2年目になるMさん。2年目にして複雑な織機も見事に操るそんなMさんのお話を聞いてみましょう。

 

Q: 普段はどのような工程を担当されていますか?

経糸(たて糸) 緯糸(よこ糸

「織り機に経糸をセットし、織り始めるまでの準備や緯糸を巻く作業を行いこれらが整って初めて本番の織りがスタートします。なので準備から織り上げるまで全てを担当しています。」

特にMさんが気をつけているのは織り始める前の細かな準備。

それこそが、美しい仕上がりを左右する。職人の世界では、準備の段階からすでに「真剣勝負」が始まっているとMさんは語ります。

 

 五感を研ぎ澄ます「仕事の始まり」

Q: ストール作りで、最初に必ず確認することは?

「紋紙(織り方を指示する紙)、打ち込み数、緯糸が合っているか。そして布の張り具合や、耳(生地の端)が綺麗に織れているかを真っ先に確認します。」

常識や数値だけでなく、布の張りや手触りといった感覚を大切にする。

まさに「職人の勘」と「妥協のない目」が光る瞬間です。

 

最も緊張する「シャトル」の一歩目

Q: 一番気を使う瞬間はいつですか?

「緯糸をシャトルにセットして、最初に通す時です。シャトルを飛ばさないよう、細心の注意を払います。」

一番の緊張は、最初の一歩。

最初が肝心という言葉があるように、この緊張感があるからこそ、均一で繊細な織り目が生まれます。

 

職人が「いいな」と思う瞬間

Q: 職人目線で、納得のいく仕上がりとは?

「経糸、緯糸が一本も切れずに、キズなく1枚しっかり綺麗に織り上がったときです。」

一番シンプルですが、最も難しいことだと語るMさん。完璧な一枚を届けるための、職人としての誇りを感じます。


 mutoのストールが「特別」な理由

Q: mutoのストールの特徴はどこにあると思いますか?

「糸が細く、風合いが良いこと。肌触りがよくて、とにかく軽くて柔らかいんです。なめらかという表現だと足りないくらです。きっとまだ触ったことのない生地に出会えます。」

職人さん自らが「触ったことがないような生地」と太鼓判を押す品質。

実際に触れた時の驚きを、ぜひ多くの方に体感していただきたいポイントです。

 

最後に使う人へのメッセージ

Q: このストールを手に取る方へ伝えたいことは?

「デザインはもちろんですが、素材や風合いを見て好きになってもらえたら嬉しいです。mutoでは時間をかけて、一枚一枚丁寧に作っています。春夏秋冬、何年も長く愛用していただけることを願っています。」